5−1.KICコントロールボックス改造
「KIC」って何のことか知らない人が殆どだと思いますが10年以上昔にアーケード基板の
コントロールボックスと言えばこれしかなかったくらい有名なもので、ゲーム基板との接続端子
(JAMMA規格ハーネス端子といいます)とスイッチング電源(+5V:10A, +12V:1A, -5V:1A)、
スピーカー、RGB端子をもちジョイスティックとボタンを2プレーヤー分そなえたボックス
です。
これを高校の頃に友人から安価で譲って貰い、業務用18吋のモニターやX68000用の
モニタに繋いでスペースパイロット(タイムパイロットの海賊版?)やスカイキッド、ドラゴン
バスターを楽しんでいたわけですが、その後基板は手放してこのコントロールボックスを改造し、
回路を組んでスーパーファミコン用のコントローラーとしてスト2専用にするためボタンを各3
個追加して遊んでいました。
スーファミはその後改造をミスって壊したんだか親戚にあげちゃったんだか、どっちか忘れた
けどやらなくなってしまい、このコントロールBOXは7〜8年ほど眠っていました(笑)
今回これを使わない手はない。スーファミ用のエンコード基板をとっぱらってボタンへの配線
もGNDコモンなので全部切断。
先に用意しておいた対応表のマトリクスを見ながら必要なキーをスイッチにハンダ付けして
ゆき、導通チェッカーで短絡や配線ミスが無いがどうか確認していざPCに接続!
きちんと動きます。でも必要なキーが少し足りません。TAB, ESC, ENTER, P は必須なので
側面にタクトスイッチを追加します。・・・完成!!

コントロールボックス外観

コントロールボックス上面
キー対応は下記の通り。
・1P上 : カーソル上
・1P下 : カーソル下
・1P左 : カーソル左
・1P右 : カーソル右
・1Pボタン1 : 左Ctrl
・1Pボタン2 : 左Alt
・1Pボタン3 : 左Ctrl
・1Pボタン4 : SPACE
・1Pボタン5 : Z
・1Pボタン6 : X
・2P上 : R
・2P下 : F
・2P左 : D
・2P右 : G
・2Pボタン1 : A
・2Pボタン2 : S
・2Pボタン3 : Q
・2Pボタン4 : U
・2Pボタン5 : I
・2Pボタン6 : O
・1Pコイン : 5
・1Pスタート : 1
・2Pスタート : 2
MAME標準のキーをそのまま設定したが、2Pのボタン5〜6は初期設定が
存在しないので2Pボタン4〜6については適当に並んでいる所に設定。
使用するゲームをプレイする時にアサインを変更すれば良い。スト2なんか
はパンチが4〜6、キックが1〜3なのでプレイ時は設定変更しておこう。
|
|

コントロールボックス側面
キー対応は下記の通り。
・ポーズ : P ※押しやすく大型に
・設定変更 : TAB
・決定 : ENTER
・ゲーム終了 : ESC
・(予備) : (未接続)
|
Windows自身を操作するのはマウスがあればまぁ困ることは無いでしょう。
ALTやCTRL、ESCが使えるので組み合わせてやればまぁ大丈夫。私の場合は
複数台マシンがあってLAN接続されているのでいざという時は「どこドア」
というシェアウェアで別のマシンからキー・マウス操作するので問題なし。
|
|
せっかくなので内部も少し紹介しておきましょう。

コントロールボックス内部

富士通キーボードの部分

富士通キーボードのフィルムシート部分(もう使いません)
実際にプレイしてみると・・・本当にゲーセン気分。スト2では軽快に昇竜拳・波動拳が
出せるのでケンでドラゴンダンスやってみたり、グラディウスIIで鬼よけとかドット単位の
安全地帯へ微調整とか出来る。完璧だ。タイムパイロットもペンゴもステージがサクサク進む。
というわけで我が家のセカンドマシンは従来のキーボードが撤去され、KICコントロール
BOX改(MAME専用PS/2超変則キーボード)が常設される事になりました。
どうです?良いでしょ?(と会社の同僚に呼びかけ)横置き型FMVとかCOMPAQフロント3ベイ
SIMM6タイプの、廃棄向けに加速中の「社内にジャンクがごろごろしている」タイプを両方とも
調べ終えましたよ。ニヤリ。
・・・休み時間にひたすらキーボードを分解している姿を部長に目撃されてしまったのが
唯一の心残りです。いつもどおり奥ゆかしい笑みを浮かべてらっしゃいました(T_T)/~~
まぁこういう改造系の奇行は日常茶飯事なので特に珍しいことじゃないのが幸いですが、
クビにならない事を祈ります。「あづまく〜ん、マズイなぁ〜(低い声で)」
MAMEトップへ戻る
1.序章へ戻る
5−2.CUTEコントロールパネルの流用
5−3.麻雀コントロールパネルの流用
|